朝5:00たつや旅館前集合。メンバーは他に、シマ在住のマキちゃんとたつや泊のIちゃん。あとで思うと歩いてもいいような距離だったのだけれど、タクシーで名瀬新港まで。
フェリーは片道2700円、5:50出発で9:10に徳之島到着予定。
1人1枚、まっすぐ寝れる大きさのマットと毛布、
それから四角い枕を確保して、熟睡です。
シマの夢いろいろ見たな…正夢も見たな…
(この日記は、2005年9月に、思い出して書いてます)
徳之島でレンタカーを借りて(マキちゃん運転)、大ざっぱに計画を立てます。
右回りか左回りか、とか…
市街地の中のダイマルスーパーでお惣菜を買って、富山丸の慰霊碑のある公園で朝ゴハン。
徳之島は闘牛のシマなんですが、闘牛がないときは、あんまり人がいないみたいで…
一周する間に見かけたのは中学生とか、ほんの数人。
どこも、すっごいじっくり見れましたよ。
ナスカの地上絵みたいな線画が彫られている、大きな石(ノロの祭祀と関係があるのだそうです)とか、力石、按司(あじ)墓…雰囲気のある場所が続きます。
犬の門蓋(いんのじょうぶた)は、昔、飢饉の時に、人に危害を加えた犬を投げ込んだ…う、そんな場所。隆起サンゴが浸食されて、すんごいトゲトゲしてるのが、はるか下に見えます、あー…
アーチ状になってる岩の間から海が見えたりとか、ちょうど見頃だったユリとか、すっごい絶景な場所なんですけど。うー。
あしたは旧三月三日の節句の日。この数日の大潮は、1年のなかでも潮の干満差が大きいのだそうで、宮古島の北では、幻の陸、八重干瀬(やえびし)が現れる時期。宮古に限らずどこのシマでも、大きく現れたリーフで潮干狩りをするみたいで、徳之島でも、はるか遠くまで歩いて行ってる人を見ました。何が採れるのかな…
ほかに、ソテツの群生してるとこを通り抜けたりとか、
ガジュマルに囲まれた広場があったりとか(何か、祭祀をするところなのかな、独特の空気があったので入ってません)…
戦艦大和の慰霊塔も朽ちかけていて、そして人がいなくて…
一人で来なくてよかった。なんとなく。
夕方のフェリーで名瀬に戻りました。ついたのは10時頃かな。
なんにも計画たてて来なかったくせに、充実した旅、だ。
あしたはもう、帰るんだなー。
……
旧3月3日(サンガツサンチ)に続きます