アースデイでお隣だった、ほうき屋さん。
やっぱり買っちゃいました。
だって見てください、こんなに美しい道具!お店のもの全部買い占めて、壁一面に飾りたくなるほど、どれにしようか迷って…
この2つ、実は用途が違います。
左は小さな束が5本合わさっています。
昔は職人さんの賃金が、1束いくらだったそうで、
どれだけ細かくできるか、競い合って磨かれた技術だそうです。
束がしっかりしているので、洋服のブラシ掛けや、テーブルクロスを払うのに向いています。
右も、原料のホウキモロコシは同じ位の量だと思いますが、
放射状に広げてあって、当たりが柔らか。
パンくずやパソコンのキーボードなど、そっと払いたいものに向いてます。
そういえば、
ほうきには魔除けの意味もありました。
島の某ご家庭では、あまりに毎晩、ご主人を訪ねてお客さんが来るので、
たまりかねた奥さんが、玄関にほうきを逆さにして立てた事があったそうです。
なるほど、そういう風に使うのね
小ちゃいストラップもありましたが、それでももちろん、薬味をちょいちょいするのとかに使えます。
この中津箒は、神奈川県愛甲郡愛川町中津の伝統技術。実家と同じ神奈川県なのに、全然知りませんでした。
博物館もあるそうです。いつか行ってみたい。
(株)まちづくり山上
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