考古学のシンポジウムにくっついて、喜界島に行ってました。
10日は名瀬公民館で講演、11日は喜界島に移動して講演、12日は実際の遺跡を見学。
土曜日の夜にフェリーあまみに乗って2時間、21:15入港だからってその少し前に港に行ったら、ボードには23:00入港予定、の表示が…
昨年沖縄に行った時も朝5:00入港がエライ遅れたので、早起きして焦って家出たのですがすっごく損した気分になりました…船はよく遅れるので、家を出る前に船会社とか港に電話確認は必須!と、あの時思ったのに。
けど、昨年、新造船見学会で中を見て以来の「フェリーあまみ」です。
(その時の記事は
ここ)
すでに桃太郎の鬼が島=鬼界島=喜界島、というのは定説なのかと思ってたんだけど、考古学は書物とか遺跡とか、物的証拠がないと認められない学問で、昔話なんていつ作られたかわかんないモノはヒントにも何にもならないそうで…そんな話をする学者さんはいなかったのでした。そういうのは何の学問になるんだろう?桃太郎は源氏だから武士の格好をしてるって、どこかで見たし、ノアの方舟伝説も、南極の氷を掘り出して、過去に急激な気温上昇があったらしいことがわかってきていて、実は大洪水は本当にあったかもしれない、という研究とか、秋田美人といって秋田の女の人は色が白い人が多いけれど、DNA鑑定をしたらロシアの血が混じっていて、しかも「なまはげ」はサンタクロース、教会の神父さんが子供達にプレゼントを配る前の元々の風習に似ている…とか、そういうのは…
何でしょう。ファンタジー学ですか?でも結構当たってると思うんだけどなー。
ともかく、さとうきびの畑の下から遺跡が出てきているので、喜界島の人は大変です。