古仁屋から名瀬に戻るバスは、1時間に1本程度。すこし町の中を散策することにしました。
大きな本屋さんを見つけて探しもの。
「ホライゾン」という、シマの情報誌です。
あれは3日目のこと。夕食を食べた喜多八さんで、一人で行ったあたしを気遣ってくれたのでしょう、
十年位前に発行された創刊号〜3号までを見せてくれたのです。
年2回の発行、たった20数ページだけど上質の情報が濃縮されていて、写真も良くて…あとで知ったのですが、写真家・浜田太(はまだ・ふとし)さんの事務所で発行してるのですね。
残念ながら、本屋さんには6号と、11号〜現在までの号しかありませんでした。他は絶版のようです。他に、奄美だけの観光ガイド本も見つけて買いました。
店を出て、適当に歩いていると、
(本当どこでも適当に歩くので、人に場所を教えられなくて困ります)
見覚えのある、かりんとう屋さんが。確かガイドブックに載っていた、田原製菓です。今夜の焼酎パーティーのお土産にすることにしました。
バスに乗り、名瀬へ戻ります。
よるゴハンは、「花かげ」さん。おまかせコース2500円で、創作島料理が、これでもかって位出てくる。
アロエ黒豆納豆あえ、刺身酢みそあえ、野菜煮、雑煮、黒豆ヨーグルト、お茶漬けがわりのミニ鶏飯など。
1品ずつ出してくれるのだけど、ゆっくり食べてたらテーブルが一杯になってしまった。
途中から島唄ライブがはじまり、
「ワイド節」という徳之島の闘牛を歌った曲で、チヂン、という太鼓を叩かせてくれました。
たつや旅館に戻ると、航空機の不具合の話題。
普段テレビを見ないので全然知らなかったのだけれど、羽田−奄美便と同じ型のMD81型機は、年明けに徳之島で胴体着陸をしていたのだそうだ。
同型機を点検したところ、プロペラの奥の方に亀裂が見つかったらしい。今のところ6機点検したうちの5機も!ロット不良の可能性があるので、同型機の使用を中止して総点検中、とのこと。
行きの羽田空港で、何故かふっと旅行保険をかける気になったのだけど、間違えて航空保険、しかも片道だけのやつをかけていたのです。まあ無事来てしまえばこっちのモンよね。
……
8日目に続きます