先週、加計呂麻に行ってきました。
松食い虫の被害で真っ赤だった松は、もう葉を落としていて、
かわりに在来の椎の木などの照葉樹が枝を伸ばしてきていました。
痛々しい風景はもうすぐ終わり。
あともう2年ぐらいの我慢で、森はもとの色に戻りそうです。
一方、チップの材料として業者が欲しがっているのは
その、照葉樹のほうです。
間伐したほうが森の寿命が伸びる、という説明をしていますが
それは杉、ヒノキなどの人工林について言えることで
加計呂麻の森には当てはまりません。
島の土地を買い占めたあと、
本当に伐採だけを目的としているのか。
また、雇用が生まれると言いますが、
ここ数年で育ってきた観光業、飲食業の方たちは
大打撃を受けます。
誰があんな遠いところまで、
ハゲ山を見に行きたいと思うでしょうか。
また、森の椎の実はイノシシの食べ物です。
椎の木が実をつけるまでに、20年〜30年かかると言われていますが
その間、食べ物のなくなったイノシシが里におりて
畑を荒らすことも考えられます。
「にほんの里100選」に選ばれたばかりですが
山からの水に頼って暮らしている島で
水が枯れれば、人が住めなくなります。
それぞれ、色々なご意見があると思いますが、
私は、反対の立場で署名活動に協力を始めました。
署名の書式は
savekakeromaからダウンロードできます。
また、セブンイレブンでも手に入ります。
全国のセブンイレブンのコピー機で
ネットプリント選択→予約番号ESFE2MAD、
白黒40円でプリントアウト可能です。
業者は年度内の操業開始を目指しているとのこと。
あまり時間がありません。
2月末で第2次募集を締め切って、
瀬戸内町役場に提出の予定だそうです。
(その後も引き続き、署名は受け付けています)
署名の用紙を、しばらく持ち歩こうと思います。
よかったら声をかけて下さい。
また、用紙を預かって、
取りまとめていただける方も探しています。
2/25までに回収させていただいて、加計呂麻の受付先へ郵送、
または直接持って行こうかと考えています。
今日、預かっていただいたのは
サウンズパル
民宿たつや旅館
Black Rabbit(吟亭2F)
ディ!ウェイヴ(ASIVIの2F)
です。
観光ネットワーク奄美でも受け付けていますが、
ガイドのため日中は留守がちです。