暑かったー
内覧祭のときみたいに、屋台でお手伝いをしてたのですけど、
日陰だし日焼け止めも塗ってたのに、見事に灼けてます。
「けぃんむんマンディ」=ケンムンがいっぱい。
ケンムンというのは、日本各地に数多く語られるカッパ系の存在。
出没する場所というか、生息域というか、
カッパが川で、ケンムンはガジュマルの木の下。
奄美では、ガジュマルは精霊の住む木として、むやみに切りません。
古い古い大木の根元から、ケンムンが食べたのかもしれない貝殻が沢山でてくることがあるそうです。
足が長くて、ヒザにアゴを乗せて体育座りでいる…とか、
相撲が好きで、誘われても断らないと死ぬまでとらされる…とか、
声マネがうまくて、
山で人の名前を呼ぶときは裏声で呼ばないと、ケンムンに真似されて呼ばれ、行方不明になってしまう…とか、
伝説なんてレベルのものではなくて、「ケンムン見た事ある」人が、シマではとくに高年層にすっごく多いのです。まじですかー…
会場のある大和村大棚の、石川(イシンキャ)という場所は、
地元の人が3人そろってケンムンを見たという場所。
なので「けぃんむんマンディ」らしいです。
ケンムンの発音は、あたしの聞く限り「くぃんむん」に近いのですけど、
「くぃ」だとわかりにくいから「けぃ」って書いたんじゃないのー
と、奄美の人々は解釈しておりました。