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手作りのほうき


アースデイでお隣だった、ほうき屋さん。
やっぱり買っちゃいました。

だって見てください、こんなに美しい道具!お店のもの全部買い占めて、壁一面に飾りたくなるほど、どれにしようか迷って…

この2つ、実は用途が違います。

左は小さな束が5本合わさっています。
昔は職人さんの賃金が、1束いくらだったそうで、
どれだけ細かくできるか、競い合って磨かれた技術だそうです。
束がしっかりしているので、洋服のブラシ掛けや、テーブルクロスを払うのに向いています。

右も、原料のホウキモロコシは同じ位の量だと思いますが、
放射状に広げてあって、当たりが柔らか。
パンくずやパソコンのキーボードなど、そっと払いたいものに向いてます。

そういえば、
ほうきには魔除けの意味もありました。
島の某ご家庭では、あまりに毎晩、ご主人を訪ねてお客さんが来るので、
たまりかねた奥さんが、玄関にほうきを逆さにして立てた事があったそうです。
なるほど、そういう風に使うのね

小ちゃいストラップもありましたが、それでももちろん、薬味をちょいちょいするのとかに使えます。

この中津箒は、神奈川県愛甲郡愛川町中津の伝統技術。実家と同じ神奈川県なのに、全然知りませんでした。

博物館もあるそうです。いつか行ってみたい。



(株)まちづくり山上
http://www.shimingura-tsuneemon.biz/


書いた人 靴屋 | comments(4) | trackbacks(0) |




コメント

フェルトといい、ほうきといい、手作りには見えない、素敵な作品ですね!!
アースデイ、行ってみたかったなー・・・。

ほうきによる魔除けのおまじないは本土でも聞いたことがあります。サザエさんでも。。。(笑)

ケーキ屋 | 2009/04/20 12:24 AM

〉ケーキ屋さん

アースデイ東京、初めてだったけど、面白かったです。

みんな思いがあって出展している団体ばかり。

代々木公園だけじゃなくて、あちこちで色々なイベントが開催されているみたいですので、機会があれば、ぜひ。
| 2009/04/22 11:09 PM

[この中津箒は、神奈川県愛甲郡愛川町中津の伝統技術。]

マジすかっ!? 奇遇っ!
僕は生まれも育ちもまさにそこなんですけど、全く知りませんでした。

ビックリしましたぁ。



telapin | 2009/05/06 6:43 PM

>てらぱん

えーーー!
マジっすか?
でも、そういうものかも、ですね。
靴屋 | 2009/05/06 6:56 PM


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