かなしゃる島blog

ずっと、奄美大島で暮らしたい
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ガイドはじめました



更新していない間に色々ありました;

1)体調くずして実家に戻り、名瀬の部屋をそのままにして3年間出稼ぎ状態

体調を見かねて帰省をすすめてくれた当時の勤務先と、2ヶ月に一度くらい連休もらって部屋に戻ってくる私のために、快く部屋を貸し続けてくださった大家さんには感謝しかないです。
この時で縁が切れてしまってもおかしくなかったのに。

2)再び奄美大島へ 
名瀬から宇検村に引っ越し・役場勤務→任期満了

レジェンド世代の唄者・石原久子さんの東京でのイベントお手伝いで、会場で宇検村役場から応援に来ていたT兄に誘われ宇検村へ。

3)開業して、個人事業主に

「かなしゃる島」を屋号として

エコツアーガイド
グッズ制作販売
デザイン
草刈り

などなど、幅広く?やってます。

まだホームページは準備中なのですが

インスタ

フェイスブック


開業なんてかっこいいこと言ってますが
元々ダメダメマイペースなので、時が過ぎるのが早く…
あんまりない蓄えが底をつかないうちに、頑張りますー。
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近況








久しぶりに書きます。


Facebookとか手軽だけど、記事が流れちゃって後で探すの大変ね




2016年末、すこし体調崩して


とりあえずカメと最低限の荷物を持って、実家に戻ってきました。




荷物引き上げるにもお金かかるし^^;


島の家賃を払いながら


地元で「しまっちゅ」みたいな名前の職場で出稼ぎ




平均2ヶ月に一度くらい、島に戻ってます。




そんな生活がもう丸2年ちょっとたつので


さすがに引っ越し代ぐらいの貯蓄は出来たのだけど




さて、どうしよう。




少なくとも、


島に通うのを「もういいかな」とは思えなくて。




楽しいこと嬉しいこと


優しかったこと




悲しいことつらいこと


意地悪されたこと




どれも濃くて


島の日差しと影みたいに濃くて。




それでも忘れたくないから


覚えていたいから


今日も島に戻ってきたのかな


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N兄のこと

「何かをとりまとめている奴を信用するなよ」

N兄からの忠告。
あれから何年たっただろう。

ディ!で働いていたころ、
島で活躍している人をゲストに迎えてお話をうかがう、
という人気コーナーがあって
今でもコーナーは健在なのだけど

そのコーナーに出演してもらいたくて
かずみのカウンターに座るN兄に声をかけたんだ。

なんで自分に?と問われたので
島唄のことなら、まず1番にお話を聞くべきと思うので…
と答えたら、返ってきたのが、この言葉だった。


いいか、
自分は唄者じゃない、
集落には舞台に出ないすごい唄者がたくさんいる。
自分の足で、
本物を探しに行け。

こんな、唄者でもないやつの話なんか聞くな。
島唄でも何でも、島で何かをとりまとめている奴を信用するなよ。


悔しい思いをたくさんされてきたのかもしれない。
その意味を、最近になってかみしめている。

もっとたくさん、お話しを聞きたかったなあ。
遅すぎるけど。。。
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あたらしいみち

なつかしい匂いのする通りが他人行儀になった
もうすぐここをミサイルが通り抜けるんだろう
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いつものスーパーで新玉ねぎが並んでいたので
普通の玉ねぎを買ったばかりなのに購入。

「これは大量に使うから…」

あれ、でも何に使うのだっけ
数日思い出せないまま
もう気温も高いしすぐ痛んでしまうから
あわてて冷蔵庫に移動する。

そうだ

少し前まで、
「釣った魚をたくさんいただいて
 お刺身でも焼き物でも消費しきれず
 捌いて冷凍庫に入れても入りきらない」
なんてことがよくあった
それで、南蛮漬けにしておいて
ゆっくり消費してたんだなあ…

住用でのおしごとが終わってもう1年。

泥つきの大根を3本もいただいて
原付のフロントを
大根の葉でたてがみみたいに飾りながら
トンネルいくつも抜けて帰宅したことも何度かあったし

毎年9月から2月のたんかんシーズンまでの半年は
いくつものみかんを入れ替わりでいただいて
とにかく途切れることがなかったです

コンビニバイトで島暮らし感薄れる日々…

それにしても
玉ねぎが痛まないうちに、近々魚を手に入れないと;



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うたう

うたうことがすき。

(中学のころ、チェッカーズのうたを
 元キーのままうたっていたせいか
 若干、のどぼとけが出ています)

いつもの本屋さんで
「あなた、うたうひと?」と合唱団に誘われたのはいつの日か。

コーラス、
できるだけ個々の声のくせを削ぎ取って
とけあうように。

そしてシマ唄、
「これがわたしのこえ」
「これがわたしのウタ」
迷いなく。

どちらも、たのしいです。
「迷いなく」は まだぜんぜんダメだけど

ノドの使うところが違うんですよね
シマ唄のほうは、
声帯を取っても話すことができるのではと思うほど
ノドの深いところまで使ってる
これはね やまとんちゅにはなかなか難しい。

秋から三味線も教えてもらってます

もしかしたら、この島とお別れになるかもしれません
ずっといられるのかもしれません

時間はずっと続くのかもしれません
明日終わるかもしれません




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おやすみなさい

中古にもかかわらず、
住用への通勤でずっと頑張ってくれたLet's2。

メーター9999kmまでしか桁がないので
もう何万キロ走ったのかわかんなくなってるけど

走行中バチーンて派手な音がしてベルト切れたりもしたなあ
朝戸トンネルの歩道をずっと押して帰ったっけ

今まで
今度こそもうダメかなあ、って思ったところを
中古パーツ使ったりして
何度も格安で直してくれたバイク屋さん。

雨になると全然走らなくなったり
マフラーがつまったような音がしてきたので
今日も相談しに行ったのだけど

そのバイク屋さんの
これ以上修理代をつぎ込んでも。。。という判断で
乗り換えることにしました

災害のあともしばらく、
カッパと長靴つけないと泥だらけになるような道を走ったな。。。

ベスパ手放したときよりも、なんだかずっと切ない
燃費悪いけど2サイクルの音が好き。
いままで、ありがと。

そのバイク屋さん
お姉さんがウチの実家のお客さんだったりして
日本てせまいです
もしくは 縁 かな
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汗肌ぬ手ぬげぃ

もう、1ヶ月がすぎて
あたしは
「ふつうにすごす」
ということを
うまくそれらしく 見せられるようになっている

ここだけ
どうかここだけ
弱音を吐くことを許してもらえるかな

あの部屋はもう返してしまったから
あたしはあの部屋に探しにゆくこともできない

あの店にもあなたはいない
ネットで誰かがあの店の写真をあげていると
あたしは拡大して あなたの姿を探してしまうよ

電話は鳴らない
もう鳴らない

しばらく感じていた気配も
やがてうすれていって

すべての辛さを拭い去って
しあわせにしてあげたかった
今がそうなのかな




汗肌ぬ手ぬげぃ 其り取ろにすぃりば
涙にうさわりてぃ 取りやならぬ

(好きな人の形見の手ぬぐいを見ていると
 思い出がよみがえって
 涙が出てどうすることもできません)


前を向いて?
乗り越えて?
忘れて?
あたらしく?
…まだ若いんだから次の人?


もう ゆるしてください
にこにこ笑っている
いまだってほんとは 泣きわめいて


冗談ぽく
「わんが死んだときは…」て言ってたときに
「一緒につれていって」と言ったことがあって
そのとき頷いてくれなかったから

だから
まだここにいる
ここにいるよ
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あたしのメガネ、どっちかな、なんて
寝ぼけながら探すこともなくて

何度目かの目覚ましで
ようやく起きる気配のあたしを見て
先に起きちゃったのか
あんまり眠れていなかったのか
静かにテレビをつけて

おはよう

ねえ、どうして?

体調のいい日は
玄関出て道路のとこまで見送ってくれたよね
近所のネコけったぐるような仕草しながら
ゥワァー(豚)つかなわんば!っち

この島のどこにも


ねえ
みんなどうしていいのかわからなくなってるって
あたしもどうしたらいいの?

またハンバーグつくらんば!って言って
こんどコロッケつくれ!も言って
カレー作らんば、っち、でもジャガイモがない、って言って
昨日、あなたの部屋には
大阪に出る前にはなかったジャガイモがちゃんと買ってあって

ぜんぶ作るから
一緒に食べよう

つきあいだしたころ
「2人でかめば、おいしいや。。。」って
しみじみ言って
それ聞いて胸がいっぱいになって
あたしも自分がさみしかったことに気がついたよ
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信ちゃん。

ずっと一緒にいたくせに
こんな、ひとが大阪いってるスキに行きやがって。。。
どんだけカッコつけてんだよ。。。

家に行ったら普通にいそうだったけど
やっぱり待っても待っても帰ってこないので。

どんなに思い返しても、
ありがとうしかなくて。



かみさまは彼の唄をひとりじめしちゃいました
ちょっと欲張りすぎやしませんか
島の宝物なんですよ


次もまたシマウタ歌ってほしいので

彼はばあちゃんの背中におぶわれて
唄を聞いた1週間がきっかけだったらしいので

次もまた、そういうふうに受け継いでほしいので

残されたほうとしては
とにかく そういうふうに
次の世代へ 受け継いでいかなきゃと


ねえ
あたしは
探して探して
あなたに会いにここに来たんだよ


明日目が覚めたら
やっぱり隣にいてくれないかなあ

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メンバー2人が奄美出身です。
現在、ヘビーローテーション中。


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奄美に赴任した小学校の先生、蔵満逸司さんの本。2006年4月に鹿児島に戻られましたけど…シマに残してくれたものは大きいです。

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蔵満先生の奄美グルメ?本。





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